2020年3月17日火曜日

バー開業工事8

床のコンクリ打設は山場を超え、残りわずかとなりました。床の完成がだいぶ見えてきたので、同時進行で今度はテーブルの作成に移ります。

店内は立ち飲みと着席を混ぜた感じにしようと考えているので、そのメインとなるスタンドを作ります。

以前に屋上バーをやっていた際のカウンターがそのまま残してあるので改良して流用します。

こちらは足場の単管を組んだものにガラス板を乗せたのですが、このテーブルの高さを上げてスタンディング用テーブルとします。


屋上バーで余っていた単管の長さを調整するために、パイプカッターなるもので適切な長さにカットします。ホントにこんな器具でこの単管が切れるのだろうかと心配になりましたが、YouTubeで切ってる人がいたのでやってみます。


このように回転する設計の刃で挟んで手動でキリキリと締め付けながら切断します。なんというアナログ感。そしてやはり切れました。すばらしい。結構力がいるので疲れます。


そして、既存のものより高さを上げたカウンターがうすらぼんやりできた気がします。こちらをバラして新宿から銀座まで運びます。ひたすら続く肉体労働。

基本的に作業は楽しいし、好きでやってるので苦にはなりません。ですが作業を進めていくと途中で弱気になってくることがあります。

toiletやミートボールの時もありましたが、最初の工事の勢いがなくなってきて、中だるみみたいな状態になります。店の完成系が見えていないのと、他にもやることがたくさんあるので、体が疲れてくると気持ちまで滅入ってしまうのです。

「ホントにこれであってるのかな」「素敵な店になるのだろうか」「ダサかったらどうしよう」といった弱気な考えが頭をもたげてきて気分を落としてしまうのです。

ここを乗り切るには、とにかく、なんでもいいから手や足を動かすことです。頭で考えていても何も進まないので、出来ることから淡々とこなしていきます。ほぼ無心で出来ることを進めます。効率はあまり気にしません。

一つ一つは小さい作業でも一歩づつ確実にゴールに近づいているのだから無駄ではないということだけ考え、歩みを止めないように動き続けます。

そうしてるうちに、ぼんやりと霧が晴れてくるはずです。

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